佐藤聡実さん 担当業務は営業(主として新規顧客開拓)
現状について感じていること
いやー、緊張しました。 日頃こういう会話はよくしているのでお互い違和感はなかったのですが、カメラを意識して堅くなってしまいました。
聴くスキル、ということですが、聴く姿勢は持てていると思いますが、スキルとなるとまだまだです。 やはり姿勢だけではなく、スキルをみがく必要があると感じました。
上でも書きましたが、スキルをみがく方法として一番お薦めなのはどういうことでしょうか?
鈴木さん、単元6の演習提出ありがとうございます。 ロールプレイは大変でしたでしょうか。お疲れ様でした。
以下、コメントさせていただきます。
■良い点
とても積極的に良く聴けていますね。すばらしいです。
[00:06] まず最初に「毎日、頑張っているなあと頼もしく見ているんだけど」とポジティブな投げかけを行なっていますね。このように、上司が肯定的に見てくれているんだということがわかると、とても話しやすくなるものです。いいですね。
[00:40] 値段が高いといわれたときにどう対応したのか、など、具体的な状況を詳しく聴けていますね。「悔しい思いをしました」に対してもしっかりその気持ちを受け止めていらっしゃいます。その上で「お客様の本音を聞けていないんじゃないか、そう思ったんだね」と確認の投げかけをしていらっしゃるのも、とてもGoodです。
[00:52] 「それいいじゃん」のあたりの表情、とてもいいですね。勇気づけられる感じです。
[01:30] そしてお客様との信頼関係作りという大事なポイントを、部下の方自らが発言されましたね。このように、相手に考えさせ、相手が答を見つけるように導くことができれば、もう上級者です。
■こうすればもっと良くなる点
部下とのコミュニケーションは、聴くモードとこちらが話すモードの切替が大事です。 特に、聴くモードになろうというときには、かなり明示的に言葉でも態度でもそれを示さないと、なかなか部下は本音を話してくれません。 「聴いているよ」「聴きたいんだ」ということをもっと態度で表した方が良いかもしれません。 例えば [01:30] のあたりです。大きくうなずく、身を乗り出す、といったジェスチャーが有効です。
もう一つ、もう少し突っ込んでいただきたい場面がありました。
[01:27] 「じゃあ、どんな風になるとお客様の本音が聞けるようになるんだろうか」の所です。これに対する部下の方のお答えは、まだ少し浅いですよね。お客様との信頼関係、というキーワードは良いのですが、では、強い信頼関係とはどういうものだろうか、信頼関係が築けた状態というのはどういうものなのだろうか、どうしたらそういう状態になれるのだろうか、このあたりを突っ込んで考えさせることによって、部下の方の気づきを深めることができると思います。
さて、スキルをみがく方法ということですが、スキルをみがくには実践しかありません。 そしてそれに対してのフィードバックを受けるのが必要です。そのフィードバックをしてくれるのは、実は部下です。 部下の方の反応を注意深く見ていると、自分がどのような聴き方をしたときに本音を話してくれるか、あるいは心を閉じてしまうか、それが感じられます。これが一番のフィードバックです。
また、部下とお話しされた後、「どう?話しやすかった?」と直接聞いてみるのも案外いけます。 最初は「ええ、話しやすかったですよ」としか返ってこないと思いますが、何度か問いかけていると、「実は・・・」という本音も出てくるかもしれません。
ぜひ、実際の場面で実践してみて下さい。
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サプリコーチ
2025/05/06 15:36:22鈴木さん、単元6の演習提出ありがとうございます。
ロールプレイは大変でしたでしょうか。お疲れ様でした。
以下、コメントさせていただきます。
■良い点
とても積極的に良く聴けていますね。すばらしいです。
[00:06]
まず最初に「毎日、頑張っているなあと頼もしく見ているんだけど」とポジティブな投げかけを行なっていますね。このように、上司が肯定的に見てくれているんだということがわかると、とても話しやすくなるものです。いいですね。
[00:40]
値段が高いといわれたときにどう対応したのか、など、具体的な状況を詳しく聴けていますね。「悔しい思いをしました」に対してもしっかりその気持ちを受け止めていらっしゃいます。その上で「お客様の本音を聞けていないんじゃないか、そう思ったんだね」と確認の投げかけをしていらっしゃるのも、とてもGoodです。
[00:52]
「それいいじゃん」のあたりの表情、とてもいいですね。勇気づけられる感じです。
[01:30]
そしてお客様との信頼関係作りという大事なポイントを、部下の方自らが発言されましたね。このように、相手に考えさせ、相手が答を見つけるように導くことができれば、もう上級者です。
■こうすればもっと良くなる点
部下とのコミュニケーションは、聴くモードとこちらが話すモードの切替が大事です。
特に、聴くモードになろうというときには、かなり明示的に言葉でも態度でもそれを示さないと、なかなか部下は本音を話してくれません。
「聴いているよ」「聴きたいんだ」ということをもっと態度で表した方が良いかもしれません。
例えば [01:30] のあたりです。大きくうなずく、身を乗り出す、といったジェスチャーが有効です。
もう一つ、もう少し突っ込んでいただきたい場面がありました。
[01:27]
「じゃあ、どんな風になるとお客様の本音が聞けるようになるんだろうか」の所です。これに対する部下の方のお答えは、まだ少し浅いですよね。お客様との信頼関係、というキーワードは良いのですが、では、強い信頼関係とはどういうものだろうか、信頼関係が築けた状態というのはどういうものなのだろうか、どうしたらそういう状態になれるのだろうか、このあたりを突っ込んで考えさせることによって、部下の方の気づきを深めることができると思います。
さて、スキルをみがく方法ということですが、スキルをみがくには実践しかありません。
そしてそれに対してのフィードバックを受けるのが必要です。そのフィードバックをしてくれるのは、実は部下です。
部下の方の反応を注意深く見ていると、自分がどのような聴き方をしたときに本音を話してくれるか、あるいは心を閉じてしまうか、それが感じられます。これが一番のフィードバックです。
また、部下とお話しされた後、「どう?話しやすかった?」と直接聞いてみるのも案外いけます。
最初は「ええ、話しやすかったですよ」としか返ってこないと思いますが、何度か問いかけていると、「実は・・・」という本音も出てくるかもしれません。
ぜひ、実際の場面で実践してみて下さい。